広島の原爆

毎年、毎年この時期になると考えさせられるのが、
60年以上昔に起こっていた戦争のこと。
そして、今日は広島の原爆の日。

広島・・・、実は小学生の頃、家族旅行で連れて行ってもらったことがあります。
そのとき、多分に漏れず広島城を見学した後、平和記念公園へ行きました。
そこに原爆資料館があるのですが、幼いながらに非常にショックを受け、
怖くて泣きそうになった覚えがあります。
資料館にある写真や人形を見て、トラウマになっているのも事実です。

その出来事は、強烈な記憶となって意識の中に残っており、
今でも、広島への旅行ができないような状態であります。
（たぶん、この先も広島への旅行はできないんじゃないか？と思っています）

そんな今日、
ふと原爆資料館のWebページを見つけ、展示物が掲載されているのに見入ってしまいました。
仕事をしつつ、たぶん1日かかったと思います。すべてのページを見ました。

大人になると、見方も変わるんですね。
子供の頃はただ単に怖かった。とにかく、怖かっただけです。
今になると、自分の子供と同じような年の子たちが苦しんで死んでいった様子が、
如実に示されており、自分に当てはめて考えてしまいました。
自分が被害にあったらどうなるんだろう・・・？
ちゃんと家族を守れるのか・・・？
そんなことが頭を巡ります。

この先、9日長崎原爆の日、そして15日には終戦記念日と
戦争のことを考えさせられる日が続きます。

日本は世界で唯一の原爆被害国です。
この経験、犠牲を無駄にしてはならない。そう考えさせられる1日でした。

一人一人の力は小さいですが、日本として、そして世界で同じ方向に向かうことができれば、
核廃絶をできる日も、きっとくるものと思いたいですね。